2017/01/12
2017年 新春「FBCJ対談」株式会社ハイサーブウエノ「小越社長」
小越 元晴氏 (おこし もとはる ) PROFILEPROFILE
■ | 株式会社ハイサーブウエノ |
■ | 代表取締役社長 |
■ | 所属団体 |
㈳日本厨房工業会 三条商工会議所 三条工業会 | |
■ | 事業内容 |
①厨房板金設計・製造 ②OEM厨房機器製造管理、③総合厨房設計・施工及びメンテナンス、④デザインステンレス加工 |
対談 小越社長VS 竹谷理事長
竹谷 | 明けましておめでとうございます。「小越さん」本日はよろしくお願いします |
小越 |
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。 |
竹谷 |
早速ですか、今年の御社の豊富や今後の厨房業界について若き経営者の立場でお話をいただきたいと思います。 |
小越 |
近年の景気後退による消費鈍化や、人手不足の影響など益々厳しい時代へと突き進んでいるように思います。 |
竹谷 |
そうですね!とてもよい考え方だと思います。 |
小越 |
ありがとうございます。少しでも食に関わる仕事の一躍を担う立場として「森を見て木を見ずではなく」視野は幅広く持っていたいと思います。 |
竹谷 |
そうですね!とてもよい考え方だと思います。 |
小越 | 弊社はものづくりの町、新潟燕三条に工場を構える、社員70名の中小企業の厨房会社です。世の中に必要とされる会社となるため、①自社ブランド商品を持たないこと。②食に関わった製品を一貫生産すること。③『安全』を最優先することを徹底しています。 大手企業様には、色々な部分でお世話になり感謝しておりますし、その姿勢や思いは変わるものではありません。 しかし弊社の姿勢としては、安全性や機能性を追求した板金や小型機器の開発や製作に力を注いでいきたいと思っています。あくまでも脇役に専念し、頂いた仕事に真摯に取り組んでいきたいと思っています。 特に弊社としての、こだわりは、YAG レーザ(YAGレーザとは、『(Y)イットリウム・(A)アルミニウム・(G)ガーネット』で構成する結晶(+α)を励起することにより得られるレーザ光であり主な特徴は3点あります) 「例1) ワークに非接触で加工可能。 抵抗溶接や超音波接合等と比較して電極による加圧が不要。 YAGレーザ光の波長は1,064nmの近赤外光であり人間の目には見えませんが集光すると金属加工ができるほどエネルギー密度が高くなります。光なのでワークとの物理的な接触は無く、イメージとしては太陽光を虫眼鏡で集光して黒紙を焼く現象に似ています。」しかし この溶接技術を取り入れていることや板金の仕上げの美しさだけにこだわるのではなく、機能性や安全性を配慮した板金を提供したいと思っています。 ひとつひとつ手作りで使い手にとって「よい製品」を産み出すことだと考えています。 |
竹谷 |
とてもよい姿勢だと思います。御社にしかできないことを徹底的にこだわる姿勢は大切ですね。 |
小越 |
厨房業界を『ワクワクする業界』にしてきたいです。厨房は飲食店の心臓部繁盛する飲食店を作るには、厨房の仕組みづくりが大切だと確信しています。弊社としては、『安全』にとことんこだわった厨房作りを、コツコツ実行し続けます。 |
竹谷 |
そうですね!食と厨房の関係は永遠に継続されることを考えれば、厨房は心臓部であることの認識に立ちもっと認知や位置付けをアップしていくことが大切でしょう。 |
竹谷 | 最後に食業界の一端を担う厨房という業界で生き残る御社独自の方向性や戦略がありましたら一言お願いします。 |
小越 | 決して大風呂敷を広げるつもりもありませんし(前述しているように)、これからもできることから「コツコツ」と仕事をしていくとこだと思っています。 しかし私の信条として忘れてはいないことは、何事に対しても高い志を持って仕事に取り組んでいくことが大切だと認識しています。 今後も目先だけのことにだけ囚われるのではなく、何年後の企業のあり方を見据えながら、日々の業務に邁進して行くことだと思います。 経営者としての私の使命は、如何に魅力ある会社作りができるかにあるでしょうし、身の丈にあった仕事をやり続けることだと思っています。 新潟燕三条から我社ならではの製品を発信し、飲食業界、厨房業界のお役に立てるようコツコツ前進します。ご期待ください。(笑) |
竹谷 |
小越社長、本日はお忙しい中お時間をいただき大変有難うございます。 |
小越 |
「こちらそこ有難うございます。」 |
Interview
竹谷稔宏(たけや としひろ)
■ | 日本フードビジネスコンサルタント協会理事長 エーエフディーコンサルタンツ株式会社 CEO |
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